アルファロメオ愛が随所に息づくカフェ「ALPHA COFFEE（アルファコーヒー）」

クルマ愛好家が集まる社交場でこだわりの炭火焼コーヒーと手作りケーキを愉しむ

40年ほど前に千葉でカフェを営んでいたオーナーの石﨑さんご夫妻。その後、石﨑さんが車関係の仕事に就き、カフェ業から離れてはいたものの、「いつか家族で再びカフェを」という夢は胸の奥に息づいていました。

2022年のある日、家族みんなで軽井沢での思い出や夢について語り合っていたとき、何気なく軽井沢の物件を検索してみることに。１件の心惹かれる物件を偶然見つけ、その日のうちに下見に行き、そのまま契約。
旧軽井沢銀座通りから一本入った閑静な裏通りにあるその物件が、自分たちのイメージにぴったりだったそうです。 石﨑さんの行動力が夢を現実に導き、2022年旧軽井沢に「ALPHA COFFEE」が誕生しました。

カフェ経営が波に乗ると、今度は自分たちの居住スペースと愛車の置き場が構えられる広い土地を探すことに。このとき運命的に出会ったのが追分の土地でした。条件に合う土地に出会った瞬間、石﨑さんの即決力ですぐに契約。2025年8月、クルマ好きが集まるカフェ「ALPHA COFFEE」とガレージハウスが併設する複合施設「ストラダーレ軽井沢」をオープンさせました。

旧軽井沢から追分に移転した「ALPHA COFFEE」には、オーナーの愛車・アルファロメオが展示され、店構えから内装、色彩、小物にいたるまで、随所にオーナーのアルファロメオ愛があふれています。内装は聖地ともいえるイタリア・ミラノ郊外アレーゼにあるアルファロメオミュージアム内のカフェをオマージュ。色使いもアルファロメオのロゴカラーのみで構成。店のいたるところに独自に遊び心を散りばめてデザイン・制作したオブジェやシュガーボックス、特注アートが配されています。忠実な出来栄えとこだわりから、アルファロメオのブランドマガジンでも取材されました。

歴代で9人しかその資格を有していないというブラジルのコーヒー鑑定士が在籍する大正14年創業の名店「山下コーヒー」から仕入れる豆を丁寧に挽き、伝統的なサイフォンか、甘みを引き出すエアロプレスでじっくり落とすこだわりの一杯。コーヒーにあうスイーツとともに、ジャズが流れるシックな空間で味わう瞬間が格別です。

県道137号線沿い、店内の車がガラス越しに見える立地が印象的で、思わずUターンして立ち寄る車好きも少なくありません。今後はイベント開催も予定しており、訪れるたびに異なる車が迎えてくれる「何度でも通いたくなるカフェ」。静寂と情熱が交わる軽井沢の地で、唯一無二の時間を堪能できる空間です。