雨です。
水不足が心配されていますが、少しは解消されるでしょうか。
梅雨時はついつい晴れの日を望んでしまいますが、自然の摂理と思い梅雨明けを待つのみです。
さて、話は変わりますが、軽井沢千住博美術館についてです。
6月27日まで千住博・四季「春夏」展が開催されています。
まずは、入館する前にカラーリーフガーデンが広がっています。

町内にはバラ園がいくつかありますが、それとはまったく異なるガーデンで
ほとんどが緑のグラデーションで構成されています。
それがなぜかつまらなくなく、かえって癒されるのが不思議です。

植栽されている植物も軽井沢の気候に合っているものでした。
紅葉の季節も楽しみなガーデンです。
館内は撮影禁止なのでガーデンのみの画像です。

展示のフラットウォーター・ウォーターフォールの作品はシンプルさゆえ、鑑賞者の想像力を掻きたてます。
想像力といえば、展示作品の中にストーリーのない、絵だけの絵本がありました。
読み手、見る者によって、いく通りものストーリーが出来る絵本。
それも夜の出来事のおはなしです。
建物は建築家・西沢立衛氏によるものです。
柔らかな曲線、緩やかなスロープの床、ガラス張りの円形中庭と外壁。作品の向こうに中庭があり、中庭の向こうにまた作品が見える、曲線的な遠近感は包み込まれているような感覚になります。
晴れた日は中庭からの光線でまた違った空間を味わえそうです。

やはり百聞は一見に如かず、
ご自分で体感するのが一番です。
パンフレットを見て、実際に上空からも見てみたいものです。
そして何年か後にぽっかり開いた中庭の木々と建造物が
どんなふうに一体化するのでしょう。
追伸
ミュージアムショップあります。
かわいいステーショナリーグッズがありました。
ベーカリー・カフェブランジェ浅野屋が併設されています。


店内で購入したパンやドリンクを食べることもできます。
徒然草