皆様、こんにちは。
この数日、めっきり秋、とうより冬めいてきた軽井沢ですが、
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
先日恥ずかしながら初めて旧三笠ホテルを観覧してまいりました。



堂々とした建物の顔です。

こちらが正面玄関でしょうか。

軽井沢の歴史を感じます。

ホテル開業は1906年(明治39年)5月
1980年5月31日に「旧三笠ホテル」として国の重要文化財に指定され保護されています。

建物は1905年(明治38年)に竣工した日本人の設計による純西洋風建築で、
また文化人財界人が多く宿泊したことから、「軽井沢の鹿鳴館」とも呼ばれていたそうです。
玄関ホールから中に入ります。

通される最初のお部屋は当時の資料が展示されています。

当時としてはとても大きなホテルだったんでしょうね。

内装もとてもハイカラです。

建築様式はアメリカのスティックスタイル(木骨様式)、扉のデザインはイギリス風、
下見板はドイツ風、用材は小瀬のアカマツを現場で製材したそうです。

天井もとても高いですね。

そしてメインロビーへ。

息をのむような美しさとはこのことでしょう。

当時こんな山奥にこんな素敵なホテルが建っていたことを想像するだけで
興奮します。
素敵な軽井沢彫りの家具の数々


当時の人々の息遣いまで聞こえるようです。



今度は2階へ行ってみしょう。

客室は30室、定員は40名、宿泊料は一等が12円、二等が8円、三等が5円。
各客室を見ることができます。


当時の人々の優雅な避暑地での生活を想像します。



男性用トイレは広すぎてちょっと落ち着かないですかね(笑)

一等客室

バスルームがついてました。
当時はとても贅沢な設備だったんでしょうね。

見学して本当に良かったと思いました。
もし皆さんのなかで行かれてない方がいらっしゃいましたら、
ぜひ行ってみてください。
当時の人々の目線で軽井沢を見るという楽しみが増えるかもしれません。

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