皆様こんにちは。
軽井沢もようやく新緑の時期が終わり、すでに初夏の陽気になってまいりました。
軽井沢周辺は単なる避暑地としてだけでなく、夏はゴルフ、冬はスキー、スノボー。
その他、お食事や観光など本当に様々な楽しみがございます。
ここ軽井沢でお仕事をしておりますと、様々な趣味を持ったお客様に出会えます。
私も趣味の一つにバイクツーリングがありますが、もちろん同じようにバイクを
楽しんでいらっしゃるお客様とお会いできると、仕事そっちのけでバイク談義に
花を咲かせることもしばしば。。。いけませんね(笑)
そんな私から、今回は軽井沢周辺のおすすめの峠道をいくつかご紹介させていただきます。
といってもどれもかなりメジャーなルートですが。

まずは国道18号線碓氷バイパス。
おおよその方が東京方面から関越~上信越ルートで碓氷軽井沢インターチェンジで降りてくるかと思いますが、
やはりバイク乗りであれば、手前の松井田妙義インターチェンジで降りて碓氷峠を登りたいところ。

碓氷峠を登るルートは、この碓氷バイパスと旧碓氷峠の2つが主ですが、
私は断然、登りに碓氷バイパスを使います。
登りは2車線になりますし、中高速帯のスピード域でその日のマシンの調子や自分の体調を
見るうえでも絶好のルートといえます。
これが高速道路から降りた途端に旧碓氷峠などのタイトなコースを選択してしまうと
体が慣れてないためヒヤッとすることが多発するのでおすすめできません。
お次は千ヶ滝通り~鬼押し出し~北軽井沢と続く国道146号線ルートです。


序盤の千ヶ滝エリアは新緑や紅葉など美しい木々のトンネルを楽しめます。

こちらも途中から登り2車線になりますので、このルートも登りで利用するのが
断然おすすめです。

さて北軽井沢からは西、北、東とおおむね3方向にルートが分かれると思います。
最初は西回りコースです。
恐らく軽井沢周辺で比較的お手軽に回りたいという方にとって最も選ばれている、
いわば地元ルート、「嬬恋パノラマライン」です。

このルートは峠を楽しむというより、雄大な浅間山と広大なキャベツ畑を眺めながら走る、
そんなルートです。

ここから今度は南側に進路をとります。
高峰高原ルートです。

このルートも私としては南側に下るルートをおすすめしたいと思います。

というもの、高峰高原まで登りが比較的ゆるやかなカーブが続き、
ピークを越えた下りはかなりタイトなヘアピンカーブが続くため、
特に大型車の場合は下りヘアピンの方が楽に回れる利点があります。

私は大体タイトなコーナーは下りとして利用し、速くクリアするより丁寧にクリアする方に
楽しみを感じるタイプだからかな、と思います。
さて、次は北軽井沢からさらに北上するルート。

まあ、この区間は有料道路ということで、私の場合ソロで走るときは別ルートで登りますが、
中高速帯のすばらしいルートです。
そして、志賀草津ルーt。

私の知人がこの道路を造った人を尊敬するということを話していましたが、
全く同感です。

ご存じの方も多いかと思いますが、ルートのハイライトに「国道日本最高地点(2,172m)の碑」がございます。

まあ、とにかく絶景の連続ですが、特に秋の紅葉ドンピシャの時期は
圧巻の一言。すばらしい景色が眼前に広がります。

さあ、最後は北軽井沢方面東周り。
群馬県道54号長野原倉渕線、二度上げ峠ルートです。

このルートも緩やかなコーナーからタイトなヘアピンコーナーに変わる、
とてもハードなコースです。

やがて比較的タイトな中低速コーナーに変わり、

最後はブランドコーナー、かつ路面状態もあまり芳しくないハードなヘアピンが
連続する難易度高めのルートです。

で、もしまだ体力が残っていれば、さらに東に進み榛名山に上るルートがございます。
群馬県道28号線、裏榛名ルートです。

このルートもバイク乗りならだれでも知っているルートでしょう。

高速コーナーの連続で、ついついスピードを出しがちになりますが、
もちろん公道なので法定速度を守って走行ください。
ちなみに、このコースはものすごく速い人がたくさんいるので
私の場合、ミラー越しに後ろに着かれたらすぐに道をゆずることを心がけています(笑)

その他、おまけとして。
旧中山道18号線、旧碓氷峠ルートについても。

ここも知られた走り屋(死語)達の聖地。

そもそもこのルートはバイクだけでなく、車、自転車と非常に交通量が多いため
よっぽどの日に当たらない限りは気持ちよく走りぬくことができません。
また前日の天候によっても路面状況がかなり異なります。
ですので、ここも急がず美しい緑に癒されながら丁寧にクリアしていくことを
一番の楽しみと考えております。
すれ違うバイクにもお互いの安全を願います(笑)

さらにおまけ。
群馬県道196号線、表妙義ルート。
ここも走り屋さんたちのメッカと言われたルートですね。

このルートは冒頭にお話しした松井田妙義インターチェンジからすぐの場所になります。
こちらも中低速のタイトなコーナーの連続で、かつ路面状態もそれほど良いとは言えないため
やはり安全第一に走ってほしいルートです。

とにかくバイク乗りにとっては遊園地みたいに感じるほど、
楽しさが「ぎゅっ」と詰まった感じのルートですね。

ざっと見てきましたが軽井沢の周辺には本当に魅力的なツーリングルートがたくさんございます。
バイクを趣味とされる方が集まってくるのもうなづけます。
ただ、バイクは事故を起こしたときには重大な事故になりやすく
それだけ安全にマージンを取った運転を心掛けなければなりません。
無茶なスピードや驚くほど軽装な装備で走行するひともたびたび見かけますが、
自分自身も含め改めて安全意識を高めてこれからもバイクを楽しんでいきたいと思います。