皆様、こんいちは。
急に冬めいてまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
軽井沢の紅葉もあっという間に過ぎてしまいましたね。
今回はそんな紅葉を見逃した方に、私の地元の隠れた紅葉スポットをご紹介いたします。

高崎市にある洞窟観音です。
全長約400メートルにわたって岩山の中を掘り進められた坑道。

多くの人々が共に楽しめる霊場、楽天地を建設しようと決意した故山田徳蔵翁
によって大正8年着工され、昭和39年、翁が88才の生涯を閉じる迄の50年間た
ゆむことなく工事が進められ完成をみたものです。
奥深く掘り進められた坑道左右には様々な観音様が安置されております。








ご覧の通り、一体一体どれも大変精巧に彫られているものばかりです。

洞窟内及び庭園に散在する石仏、石像、石塔の類は実に100を超えるそうです。
動力や土木機械のない時代に、つるはしやスコップなど全て人力で山を抜き、
谷を埋め、池を掘り、石を運び、一体どれほどの労力が注ぎ込まれてきたこと
でしょう。想像するだけで気が遠くなります。

ようやく出口へ。

中学生以来の見学でしたが大人になって観ても、非常に見ごたえのある洞窟でした。
そして今回お目当ての紅葉。

徳明園は洞窟観音に併設された北関東一の名園として名高く、群馬の銘石、
三波石を主として全国から集められた数多くの石造物や巨岩で構築され、一部
には枯山水をも配した回遊式の庭園です。





まさに今週がピークといっても良いでしょう。
すばらしい紅葉を観ることができました。

皆様も機会があればぜひ行ってみてください。
おすすめです!
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