花鳥風月

自然の美しい景色、またはその景色を楽しむ。
そんな意味合いの言葉だったかと思いますが、
以前どこかで聞いた話によると、人が年を重ねて美しいと感じるものを順番に指したものという説があるそうです。

東京では間もなく桜が開花か?
そんなニュースが流れていた時期、私が暮らす群馬では桜はまだ河津桜だけ。

それでもやっぱり桜は桜。
春が来た感じがしました。
どうもこの頃は桜を見ると去年のコロナ禍でお花見ができなかったことや、
東日本大震災の後の計画停電の日々などを思い出してしまうこともあります。

人の社会で何が起ころうと、自然は留まることなく、飽きもせず、ただひたすらに回り続ける。
毎年春が来るたびに、桜にそう言われているような気がします。
4月に入りいよいよソメイヨシノが満開になりました。

前橋公園の桜も、いつも通りきれいな花を咲かせておりました。


右を見ても左を見ても、サクラ、さくら、桜。



花を見て、こころ晴れやかとまではいかないまでも
やはり上を向いていかないと。
今年の桜にまた教えられた気がしました。

それでも桜を見るとやっぱり奇麗だな、美しいなと思ってしまいます。

軽井沢の桜ももうすぐでしょうか。
飽きもせず、楽しみです。
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