ろくもんは、現在の上田市真田町ゆかりの武将「真田一族」の家紋である「六文銭」から命名されました。
車両は、真田信繁(幸村)が大坂冬の陣などで用いた「赤備え」(甲冑や武具を赤で統一すること)をイメージした濃い赤を基本色として、真田一族の家紋である「六文銭」「結び雁金」「州浜」をゴールドで配置されています。
軽井沢から長野に至る「しなの鉄道」沿線ののどかな景観を楽しみながら、その土地の歴史や文化にふれ、信州の美味しい物を満喫できる観光列車”ろくもん”。
運用開始から多くのファンに愛されている”ろくもん”は、季節ごとに異なる景色・味覚で乗客を楽しませてくれます。
今回は雪景色が美しい冬の信州を、軽井沢発、長野行きの”ろくもん1号洋食コース”で体験してきました。
今回のメンバー
長野県産の木材をふんだんに使った、快適でぬくもりのある空間。
2号車のカウンター席は景色を見ながらお食事ができます。
この日は日差しも暖かく、ポカポカとした車内でのんびりくつろぎながら、乾杯☆彡二人とも良い笑顔です(笑)。
①軽井沢
ろくもんラウンジ
ろくもんに乗車する人(乗車券+指定席プランは除く)だけが利用できる専用ラウンジ。
旧軽井沢駅舎記念館の貴賓室を使っており、当時の貴重な木材はそのままに、上質な雰囲気に合わせた水戸岡デザインの家具が配置されています。
ほら貝の合図でドアが開扉
戦国時代の合戦を彷彿させる粋な演出です。
今回乗車した2号車はカウンター席とソファ席が並ぶラウンジ風のレイアウトで落ち着いた雰囲気が魅力です。
②中軽井沢
食事付きプランはドリンクが付いており、信州産のお酒やジュースが味わえます。
その中から白ワインとビールをチョイス。客室乗務員さん考案のろくもん車内限定カクテルも追加でオーダー。
③信濃追分
しなの鉄道で最も高い駅
標高955mとしなの鉄道で最も高い駅。
長野駅との高低差はなんと約600m!
④小諸~田中
写真では分かり辛いですが、遠くに北アルプスの壮観な眺めが広がっています。
⑤上田
真田家の居城「上田城」がある上田駅では六文銭入りの陣羽織を着て、甲冑を身に着けた駅長と記念撮影!名産品も購入できます。
⑥戸倉~屋代
真田の御紋が目印の「六文銭まんぢう」や日本酒が購入できます。お酒好きの佐藤さん、千曲市の日本酒を購入。
一方堀口さんは…
⑦長野
ろくもんの洋食MENU
軽 井 沢にある「沢屋 こどう」さんのパン・前菜盛合わせ・ごはん。信州産小
麦使用のパンと一緒に沢屋さんのジャムが味わえます。
メイン料理とデザートは東御市の「アトリエ・ド・フロマージュ」さんが提供。
メインはシナノユキマスのカネロニ仕立て、信州プレミアムビーフの赤ワイン煮、冬野菜と真フォンテンヌブローとカマン ベール入りのアップルパイ 田丸のコンソメスープ。
ろくもんを体験してみて
いつか乗車してみたいと思っていたROKUMONでしたが、まずは車内が可愛らしく且つ安全で、すみずみにまでおもてなしの行き届いた空間に驚きました。名所を通る時にはアナウンスを受けながら景色を楽しめるようゆっくりと走ってくださいました。各沿線の駅員さんや保育園児たちのお見送りに和まされながら美味しいお食事やお酒をいただける‥まさに至れり尽くせりの時間でした。帰ってきてすぐ、他の社員にお勧めしてしまいましたし、プライベートでもまた利用したいです。
佐藤(軽井沢建築工房)
しなの鉄道は学生時代の通学でも利用していましたし、現在も通勤で利用しておりますので非常に馴染みのある鉄道でしたが、この度ろくもんに乗車してイメージが変わりました。景色を楽しめるように座席や窓が配置されているのでいつもとは違った雰囲気でした。お食事も地域の食材を地元のシェフの方が調理しており、非常に味わい深かったです。軽井沢から長野までの時間が短く感じるほど有意義な時間を過ごさせていただきました。季節や時間帯が変われば雰囲気も変わると思うのでまた利用してみたいです。
堀口(売買営業)