ロイヤルリゾート株式会社 軽井沢別荘管理部です。今回は、厳しい冬を越えて軽井沢で春を迎える準備についてQ&A方式でご紹介いたします。
Q.薪ストーブの煙突掃除はどのくらいの頻度で行ったら良いのでしょうか?
薪ストーブの煙突掃除は、使用頻度や使い方にもよりますが、1年に1回、春から秋のオフシーズンの間に行うのが望ましいといわれています。冬の間も、ススがたまってきたと感じたり大雪が降ったりしたら、こまめに点検・清掃を行うことをおすすめします。
煙突清掃をする理由の1つは「火災の防止」です。薪ストーブを使うと薪が燃えたススやタールが煙突の中に付着します。煙突の掃除をしないとどんどんススが溜まっていき、その溜まったススに引火し火災の原因となることがあります。煙突掃除をする理由の2つ目は「煙の逆流を防止するため」です。ススやタールの詰まりで排気の流れが悪くなり、煙の逆流することがあります。また、薪ストーブを使っていない期間に煙突内に鳥が巣を作ることがあります。これも煙が逆流する原因になりますので、シーズン前には煙突の掃除を行い確認することが大事といわれています。ご自身でもできる部分もあると思いますが、道具を買い揃えたり、屋根上の高所に上る必要もありますので、プロにお任せすることをお勧めします。
Q.秋の落葉は庭に置きっぱなしにせずに、毎年綺麗に撤去した方が良いでしょうか?
雑草対策や肥料になることもあるといわれていますが、越冬する虫の住処になることもあるようです。枯れ落ちた葉っぱが寝床となりエサとなるからです。 落ち葉の量が多ければ多いほど、虫が集まる場所と思ったほうが良いかもしれません。
Q.アリ対策として、なにか自分でできることはありますか?
蟻はとにかく水気を好むため、湿度が高くなる季節となればおのずと発見する機会が多くなります。
床下が低い建物や雨ざらしになったウッドデッキなどは水分の宝庫ですから被害に遭いやすいです。
対策としては、水分から守ることが大事です。落葉なども放っておけばそこに溜まる水分が放湿されずまた水分が溜まります。そういった状況を自衛することから始めるのが良いとおもいます。また、ウッドデッキなどは目に見えるところは、こまめに塗装をかけて防水をするのも効果的かとおもいますが、支えになっている根太の部分は塗装をかけることが難しいので、セランガンバツやイペといったハードウッドなど、根本的に使用する木材を見直すことも良いかもしれません。

今回質問に答えたのは 別荘管理部 川波
普段のお住まいと別荘では環境がまるで異なります。快適な軽井沢ライフを続けるためには、軽井沢の気候や風土に合わせた細かなメンテナンスが重要です。大切な資産を守るためにも、ぜひ別荘管理の依頼をご検討ください。

軽井沢歴→39年
軽井沢のオススメスポット
→旧軽井沢神宮寺(軽井沢で桜を見るならココ!)
軽井沢の別荘は季節やご使用目的・頻度によって、様々な管理が必要となりますぜひ経験豊富なスタッフにお任せください
除雪、薪の準備や手配、解氷、水道開閉栓、換気、布団乾燥、落葉清掃、伐採・草刈、害虫・害獣駆除、適切な修繕、防犯などなど、季節に応じあらかじめ準備するものや使用後に対応すべきものが数多くございます。
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