お客様の口に入る瞬間をイメージしながらカットした炭火焼き鳥を心ゆくまで…。
焼き鳥「ひぐも」は、佐久市臼田で焼き鳥居酒屋「灯雲(ひぐも)」を営んでいたオーナーの小池頼斗さんが、2023年4月に旧軽井沢銀座からほど近い三笠通り沿いに移転オープンしたお店です。
料理人として20年以上の経歴がある小池さん。働き初めて10年ほど経ったころ、地元佐久市臼田に「地元にもっと活気が出るといいな」「街に明かりを灯したい」という思いから「灯雲」という名の焼き鳥居酒屋を開店させました。
軽井沢には昔から憧れがあり、「いつか軽井沢に店を構えたい」との思いからその機会をうかがっていたそう。今回軽井沢に店をオープンさせるにあたり、佐久と2店経営することも考えましたが、「軽井沢に専念する」と決め、店名もより親しみやすく、読みやすいひらがなに変え、新たにスタートさせました。
もともと焼き鳥が好きだったという小池さん。学生時代に焼き鳥屋さんで食べた焼き鳥の美味しさに感動し、焼き鳥の魅力や奥深さにのめり込み、それ以来ずっと焼き鳥に夢中に。今の仕事が好きなので大変だと思うことは無いそうです。
メインの焼き鳥は、仕込み・串打ちを一番大切にしています。口に入れた瞬間を最高の形にしたいというこだわりを持ち、仕込むときには焼き上がりやお客様の口に入った瞬間をイメージし、肉をカットする形や大きさを変えながら一本一本丁寧に串打ちをしています。口に入れたとき、最初に肉汁を感じ、そして少しずつ食感が変わっていくのを楽しんでもらえるようにと工夫しているそうです。
厳選した素材をより美味しく感じてもらうために、鶏肉の部位によって肉の切り方や大きさを変えて串打ちをするので時間がかかります。メニューも20種類以上あるため、毎日午前中から200本ほど仕込みをしていますが、この手間こそがひと味違う仕上がりにつながっています。
食材は徳島の「阿波尾鳥」をはじめ、そのときに一番良い状態の国産鶏を使用しています。一品料理の野菜はどれも地元でとれた野菜を使用。提携農家と共同開発した特製ソースを販売するなど地元との繋がりも大切にしています。
「もう一店舗完全予約制の小さな焼き鳥屋を開くのはどうか」「居酒屋を経営するのはどうか」など夢は広がります。
ワインや信州の地酒など、焼き鳥に合う厳選されたお酒も多数揃います。中でもウイスキーは種類が豊富。香ばしくジューシーに焼きあがった炭火焼きならではの焼き鳥をゆっくり楽しめるお店です。
焼き鳥 ひぐも
0267-48-6490
軽井沢町軽井沢196-10(Googleマップを開く)
17:00〜22:00(21:30LO)
月曜日
有