春が目の前まで来ている軽井沢、今年の冬も水道事故が沢山起きたようです。
とある日お客様別荘に伺い、玄関を開け入室すると・・・『シャーシャー』お風呂に入っているような水音が聞こえてきます、あれ・・所有者様とは昨日都内で会い今日来るとは聞いてないけど・・・なんでだろう？・・・不思議な疑問しか沸いてきません・・・失礼しまーす、覚悟を決め水音が聞こえる方へ進んでいくと・・・
　　お風呂の温度調節金具が外れ、その部分から・・・蛇口から・・・止水機能を失い水が勢いよく出てしまっています。

浴室ドアが開きっぱなし、直接洗面床まで水が飛んできたわけではなさそうですが浴室床で水を受け時折それがさらに跳ねて洗面床まで届く、わずかな水滴が積もった結果・・・・・洗面床が水溜まり状態

洗面室天井も水滴だらけ・・・ここ天井だよ浴室から離れた玄関ドア・水蒸気は寒い場所に引き寄せられてきます・・通常では全く理解しがたい状況・・ここまでなるの？という心境

ダウンライトもご覧の通り・湧いてくる思いは一体いつから出続けていたんだろうか関心するもそこそこに、迅速に所有者へ報告・応急作業へ・・・・・雑巾で床・壁・天井・玄関の水滴を噴き上げ・ストーブを持ってきて乾燥・建築部担当者に現地へ向かってもらい水道業者を手配（家の中を温めておくようにとの水道業者の指示・別の場所でも凍っている可能性がある・温め氷を溶かしてできるだけ完全な水抜きができるようにするためだとか）

その後は２日間程暖房・換気扇を入れ乾燥・除湿を促します・・数日後には窓に水滴がすごかったとか、恐らく相当な量の水が出たのだろうと思います。
現在は保険適用で補修工事を行っています、保険の必要性と定期的に別荘の様子を見る管理の必要性を改めて感じる出来事でした。