軽井沢別荘管理部 造園工事のお手伝いをしました。
自然環境との調和と広々とした芝生で家族との時間をたいせつに
皆様、こんにちは!
軽井沢別荘管理部です。
これまでたくさんのお客様のお庭管理や工事に携わらせていただきました。
今回は規模の大きな造園工事となった為、この場を借りてすこしだけご紹介させていただけたらとおもいます。
造園後
造園前
▲建物は人気ハウスメーカーの注文建築。ご覧の通りまっさらな状態からスタートとなりましたが、お施主様はお庭計画にさまざまなおもいを持たれており、それらを実現していけるようイメージを共有して造ってまいりました。
石積み工①
▲接道との境界には腰より低い高さで石積みを行いました。軽井沢でも人気の「浅間石」をつかった石垣は、ある程度大きさが異なるものを使うことで、自然な仕上がりに納めることに留意しております。
石積み工②
▲自然の石を使用することで活着部分はご覧の通り人の手を加える必要があります。前面から見た時に裏にあるコンクリートが見えないようにすることがかなりの手間仕事です。
石積み工③
▲大きさの異なる石同士を合わせるため、できる限り活着面が似通ったものを選別します。人の手を加えすぎても自然らしさがないため、それぞれの石をいくつも試してひとつずつ積み上げていきます。
芝張り①下地づくり
▲芝を張るにも一番の要となるのはこの下地づくりです。
芝張り②芝張り
▲芝張りの計画ではストレートの箇所もあれば芝の切れ目があります。そのような個所は芝を切りながら形を整えます。
▲芝張り③施肥
芝を張ったら、つなぎ目(目地)に芝の根が張って芝同士がつながるようにしっかり目土を入れます。仕上げに肥料をやり水やりを行います。
芝張り④潅水
▲仕上げの灌水(水やり)です。
芝にとっては、陽当たり、通気性の良さ、水分が重要になります。これから芝が青々と育ってくれることを願って。
軽井沢では冬の土壌内の水分が凍る「凍み上がり」という現象が起こります。それらが解ける3月下旬から4月頃に植木いただくことが好ましいです。今回はお施主様に新緑の良い季節をお楽しみいただくために、逆算して真冬から着手しました。
長期間の工事にもかかわらず、近隣の方のご理解があり、またお施主様にお力添えいただき、御引渡しまで大きな問題もなく進めていくことができました。
お客様にお喜びいただくことが我々の仕事の原動力になっています。こまめなコミュニケーションをとって離れていてもまかせて安心いただける軽井沢の心の拠り所に在れるよう、日々努めてまいりたいとおもいます。