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軽井沢管理部日誌 石積み編

ロイヤルリゾート株式会社 軽井沢別荘管理部です。
今回は軽井沢町内でもよく見られる「石積み」についてお話ししたいと思います。

職人の高度な技術が織りなす石積みの魅力

石積みは古くから土留めの目的とされてきましたが、昨今ではエクステリアや外構として取り入れられています。
軽井沢でもこの石積みが施されたお宅が多く見られます。

石積みの施工方法は「練積み」と「空積み」の二種類あり、急な勾配のところや規則性のある大きさの石を積むときには前者を、石の持つ味わいを前面的に見せたいときには後者を採用するケースが多いそうです。
さらに、「布積み」や「乱積み」などの積み方、「野面石」や「玉石」などの石材を組み合わせることによって、石垣の積み方はさまざま。石積みの種類によっては、高度な技術を要するものもありますので、業者を選ぶときには注意が必要です。
軽井沢では、浅間山付近で採れる火山岩である浅間石や、蓼科山付近で採れる白系の比較的大きな石が使われた石垣をよく目にします。特に浅間石は人気が高く、年々価格が高騰しておりますが、今なお根強い人気があります。
写真でご紹介しているのは、弊社でもよく施工させていただく空積みの一種、「崩れ積み」です。

一番下に据える石は、土圧に耐えられるよう、比較的大きな石を使用します。

自然石を使用するため隙間が生じますが、表からは見えないように適当な大きさの石を裏に込めます。
大きさの異なる石を使用することで、石の持つ味わいが表現されます。

 崩れ積みは石積みの〝王道〟ともされている積み方で、大小さまざまな自然石をほとんど加工せず使用し、あえて崩れかかったように積むことで、迫力ある外観と趣を表現することができます。
ナチュラルな景観を好まれる方におすすめで、石と石の間に適度に隙間ができるため、裏側に溜まった水を自然に排出できるという利点もあります。

高さのレベルを出す「丁張り」準備です。重要な前準備とされてます。

大小さまざまな石を積み、自然系を活かしながら、締めるところはしっかり納めます。

資材、建材が進化している一方で、高度な技術を要する石積みができる職人の高齢化が進み、施工できる件数が減っている実情もあります。
お客様のご要望に沿った施工ができるようご提案いたしますので、ぜひ別荘管理部にご相談ください。

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