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軽井沢グルメ探訪記「ウフフドーナチュ旧軽井沢」

「もっとたくさんのこどもたちにチューを届けたいから。」
金沢で生まれた”こどもに食べさせたいドーナチュ”が2021年旧軽井沢にオープン

目次

ママたちが毎日手作り。愛情たっぷりのドーナチュ

髙山 金沢にある本店も含めたウフフドーナチュさんのこだわりをまずお伺いしたいのですが。

大塚菜穂子さん(以下敬称略) 私たちはスタッフが全員主婦で、その中のほとんどがこどもを育てているママなんです。こどもに食べさせたいドーナツを生地から毎日手作りしているというのが一番のこだわり。保存料無添加でドーナツを作っています。

髙山 保存料を使わないとなると、保存の面で大変かと思うのですが。

大塚 ドーナツは常温で冬季だと種類によりますが6~14日間日持ちします。あとは買ってそのまま冷凍していただければ30分の自然解凍で好きな時にできたての味をお楽しみいただけます。

髙山 自然解凍で食べられるのは良いですね!オンラインで注文すると冷凍で届くと書いてありましたね。

大塚 冷凍することで生地がよりしっとりとするので、できたても好きだけど冷凍した方が好きっていう方も結構いらっしゃいます。できたてをすぐ冷凍することで、生地に油が回らないので、油っぽくならない。時節柄買い置きする方が多くて、冷凍庫にストックしてありますっていう方もたくさんいらっしゃいます。

髙山 ドーナツがお家に冷凍してあると、安心感と幸せがストックされているような感じで良いですね。他にもこだわりはありますか?

大塚 素材にもこだわっていて、卵は長野県知事賞を受賞した「浅間小町」を使用しています。あとは軽井沢のいちごやブルーベリー、軽井沢コーヒーカンパニーさんのノンカフェインコーヒーなど、地元の食材を使用しています。

▲左からローストナッツチョコレート、軽井沢ブルーベリー、軽井沢いちご、軽井沢コーヒーのドーナチュ。

髙山 食材と言えば、フードロスを考慮した取り組みをされているのですか?

大塚 そうですね、規格外の果物などを購入させていただいて、それをコトコト半日煮詰めて、コーティングなどに使っています。

髙山 軽井沢いちごのドーナチュとかすごく優しい色で香りも良いですよね。

大塚 ありがとうございます。他にもフードロスゼロ活動として、型くずれドーナツを児童養護施設などに寄付させていただいています。手作りの味を色んな所に届けられたらという想いで。形が崩れてしまったものは少しお得に販売もしていて、それがすごく人気ですぐ売れちゃうんです。廃油もリサイクルして使っていただいているので、本当に捨てるところは卵の殻くらいしかなくて。ママならではの目線を存分に活かして、色んなアイデアを出しながら、ママたちが楽しくやっています。

「ウフフ」が溢れる、地元をもっと楽しめるお店へ

髙山 壁にらくがきが描かれていたり、可愛い店舗ですね。

大塚 ここはウフフの世界観を詰めこんだウフフドーナチュのフラッグシップショップなので、「てんちょー」の落書きがちょこちょこあったりとか、ウフフらしさを感じていただけるお店に仕上げています。

髙山 面白いですよね、入り口とかも学校っぽい感じで。

大塚 入ってすぐのところは黒板があって、学校の机と椅子があったりして。あそこで座って勉強している感じで写真を撮っている方がすごく多くて。いろんな方がいろんな風に過ごしている場所になってきて、私たちもびっくりしています。

髙山 この工房の横を通ってきてという感じもまた珍しいですよね。ここも学校の廊下みたいな。

大塚 そうです、教室を覗きながらっていう感じで。

髙山 壁のお洋服も可愛いですね。

大塚 あれは「グッチュ」っていうウフフが展開するブランドなんですけど、全国のママさん作家さんにお願いして一つ一つハンドメイドで作っていただいています。帽子なども全部水洗いできるんですよ。

▲全国のママさん作家さんによるハンドメイドブランド「グッチュ」。お子様用のみの展開ですが、「大人のサイズはないですか?」と聞かれることも。

髙山 ママさんたちの手作りって素敵ですね。今後の展望などはありますか?

大塚 今は軽井沢店限定のドーナツはまだそんなに種類がないんですが、もっと長野県のものを使ったドーナツを作っていきたいなというのもあって、色んな食材を探しています。長野県産のクルミを使ったドーナツなど作っていますが、長野県ならではのものをいろいろドーナツにして、楽しめるようにできるといいなと。

髙山 シャインマスカットとか。

大塚 贅沢!でもそんな風に、りんごとか長野県らしいものが作れれば、もっとお客さんに地元を楽しんでいただけるお店になると思っています。

▲軽井沢における日本人初の別荘、「八田別荘」を眺めながらドーナチュやドリンクが楽しめるテラス席。学校の机や椅子が並べてあり、懐かしい気持ちに。

▲ママさんが「愛情ちゅーにゅーチュー」の工房。軽井沢店だけでも1日1,000個ほど作られるとか。店内へ向かう通路から見ることができ、教室を覗くような楽しさが味わえます。

金沢の本店では一日4,000~5,000個作られるドーナチュ。
直営店は金沢と軽井沢だけですが、全国の小売店やオンラインで購入できます。


ウフフドーナチュ旧軽井沢

〒389-0102 軽井沢町大字軽井沢813-1 1F

TEL: 0267-46-8148
営業時間:10:00~16:00
定休日: 土・日・祝日
HP:https://ufufu-ufufu.com/karuizawa/