7/1に軽井沢本通りに沿いにオープンした「軽井沢 割烹 慶」割烹料理店やホテルで研鑽を積まれた料理長が丁寧に創り出す日本料理
空間とお食事で「慶」びを信州の食材と地酒を味わう
鳥居「慶」というお名前にはどのような想いが込められているのでしょうか。
浅井晃さん(以下敬称略) オーナーが会社名のK-PROJECTのK(ケイ)から漢字を考え、お客様にお店の空間とお食事で慶びを味わっていただきたいという思いから、「軽井沢 割烹 慶」とつけました。
鳥居 お食事で慶びを味わっていただくということですが、お料理やお飲み物でこだわられていることはありますか。
浅井 新宿のホテル、ハイアットリージェンシー東京の中にありました『佳香』の副調理長をしていた経験を活かし、ランチタイムは旬の野菜や魚を大皿に盛り付けたコース、夜は本格的な割烹のコースをお出ししております。日本料理の伝統と技術を踏まえ、旬の魚介類や信州の食材をできるだけ使うようにし、地産地消を心掛けています。ワインや日本酒は地のものを中心に、日本食に合うものを吟味して提供しております。
鳥居 信州の食材を使った日本食が味わえるのは良いですね!内装などについてはいかがでしょうか?
浅井 内装は満足いっていない現状ですが、少しずつお客様がくつろげる空間を作っていけたらと思っています。入口の「軽井沢 割烹 慶」の掛け軸や店内の「慶」の文字については、京都市北区紫野大徳寺町にある臨済宗大徳寺派の大本山である大徳寺の最初の塔頭となる徳禅寺(とくぜんじ)の住職 橘宗義氏の好意により書いて頂いた書です。
軽井沢 割烹という選択肢 進化し続ける日本料理
鳥居 今後の取り組みや展望などありましたら教えてください。
浅井 現状はまだまだ店を周知していただいていないので、まずは「美味しい日本食を食べるなら『慶』だよ」「また来たい」と思ってもらえるようなお店になるよう、精一杯真心を込めて頑張ります。そのためにも、信州の食材をもっと勉強し、料理に取り入れていきたいと思っています。また、若い方が東京ではなかなか行けない割烹を軽井沢で使っていただければ、すそ野が広がるチャンスがあるのではないかと思っております。秋の軽井沢は爽やかなゴルフが可能な季節ですから、プレー後の打ち上げなどにご利用いただけるような企画を考えています。
鳥居 これからも進化するお店やお料理が楽しみです。最後に、読者の方々にひとことお願いします。
浅井 和食が恋しい皆様、ぜひ一度足を運んでいただければ、おいしい日本食を堪能できると自負しておりますのでよろしくお願い致します。
お昼のコース
※内容は季節によって異なります
1.盛り込み/鯛の子 蕗 蛸旨煮 焼野菜ピクルス 造り二種 砂肝コンフィ
2.御椀/焼鯛 独活 木の芽
3.焼物/鰆酢〆焼 ベビーリーフ 新玉葱 パプリカ
4.食事/ 白身胡麻茶
5.水菓子
軽井沢 割烹 慶
〒389-0102
軽井沢町大字軽井沢466
El・Sol Karuizawa 1F
☎ 0267-41-0198
昼の部 11:30〜14:00
夜の部 17:00~20:00
㊡ 不定休