地元の野菜をふんだんに使用した美味しい中華をたくさん食べて欲しい
ひと手間もふた手間も加わった中華料理を開放的な空間で
お昼は軽い麺飯類中心のメニューとランチメニュー
夜は手間暇かけて作られる本格的な広東料理を
紹興酒はもちろん、ワインや日本酒などいろいろなお酒とご一緒にどうぞ
目次
中軽井沢でお店を出すまでの経歴と中軽井沢を選んだ理由
高校を卒業してから赤坂のホテルで修業して、浦安のシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルへ行って、軽井沢に来ました。
軽井沢では、まず夏に万平ホテルで働いていましたが、その時はホールの方が多かったですね。
実家が中華料理屋をやっていたのですが、小さいときからお店は継がずに自分のお店を出したいと思っていたので、料理から裏からホールから全部やらないとということで。
その後中軽井沢カントリークラブで10年ほど料理長をやっていました。
ゴルフ場では和洋中全部出していたので、いろいろ教わりましたし、各地に系列店が有ったので、冬の間はそこに行って勉強させてもらっていましたね。
おかげで一通りできます。
フグも捌けますし、寿司も握れちゃう。
今の料理にも活かされていると思います。
そこからまずは小さいところからと思っていたので、軽井沢駅前にお店を出しました。
そして今の軽井沢役場前に移転しました。
お客さんはリピーターさんが多いですね。
中軽井沢カントリークラブのメンバーさんも来てくださって、ゴルフ繋がりで他のゴルフ場のメンバーさんも来てくださったり。
軽井沢駅前の方がお酒を飲まれる方が多かったのですが、今はお昼でも病院や役場、中央公民館、周辺の大きな企業のサラリーマンの方など来てくださるので、実は冬でも忙しいんですよ。
中軽井沢地区はこれだけ人が集中しているのに、昼間食べられるところが少ない。
絶対人が入ると思っていたので、この場所を紹介された時すぐやると答えました。
客層としては、観光のお客さんというより地元の人が多いです。
冬を見越して、最初から観光客より地元の方を対象にしていました。
【一品香】のこだわりを教えてください
メインは広東料理になるので、どちらかと言うと海鮮ものが得意です。
調理に手間をかけることにこだわっていて、特に焼きそばは普通の生麺に手を加えて蒸し麺にして、それをボイルしたものを使っているので、コシが全然違う。
あとは、せっかく野菜が美味しいところなので、なるべく地元の野菜を使って作っています。
普通の中華屋さんでは白菜などはボイルしているので、しなっとして透き通っている感じになるのですが、うちでは油通ししたものにお湯を入れて油抜きしています。
ひと手間もふた手間もかけて、細かい技で美味しく仕上げているので、他の中華に比べて野菜をうまく使っていると思います。
北京料理や上海料理は野菜を油で通して終わりなのですが、広東料理はそれをさらに油抜きしながら食材に味を入れていく。
お肉にも野菜にも、すべての食材に下味を入れて、それを最後に合わせるというのが特徴ですかね。
濃くもなく薄くもなくちゃんと味がしっかりしています。
最近は「飲みたい」という方より「食べたい」という方が増えているので、リクエストにお応えできるようにしています。
例えば、別荘の方で「北京ダック食べられる?」という方がいらっしゃって、1週間先にご予約いただければという形で対応したり。
貸し切りも3日前までにご予約いただけば、飲み物は別ですが、8品くらいのコース料理三千五百円でご対応しております。
魚の蒸したものとかメニューにない料理も入ってきます。
がっつり美味しいものが食べたいという方がよくご利用くださいますね。
秋冬に向けてのおすすめとメッセージをお願いします
冬は酸辣湯麺が人気ですね。
酸辣湯麺は全部餡にしてしまうと、最後デロッとなって食べ辛いし熱過ぎるので、上だけ餡にして具材を閉じ込め、下は通常の醤油スープにしています。
ランチは、火曜日がコーヒーサービスデーで、金曜日が大盛サービスデーになっています。
ですので、火曜日は女性が多く、金曜日は男性が多いかな。
お酒も各種取り揃えております。
地元のものをふんだんに使うので、本当に美味しいものを食べたい方は、旬である春や秋にご来店されることをおすすめします。
時間がかけられる分、より手間を掛けてご提供いたします。美味しい中華をたくさん食べにいらしてください。
店舗情報
【中華料理】一品香
🏠〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉2383-2
📞0267-31-6533
🕘Lunch/11:30-14:00 Dinner/17:00-21:00
定休日:日曜日、第2・第4月曜日(8月は除く)
🚗10台分の駐車場有
🌏HP:https://ippinsyan.on.omisenomikata.jp/
カード可、予約可、貸切可、個室可、子供連れ可
※貸切は3日前までに要予約、ただし8月は不可
※予約はディナーのみ
※メニューは英語、中国語でも書かれています。