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【軽井沢の歴史】~軽井沢文学碑~第2回

雄大な自然に魅了され、多くの文学者に愛された軽井沢。彼らの足跡やつながりを伝える、文学碑や記念碑が町内に点在しています。街並みに溶け込み、静かに佇む碑を訪ねてみました。
 

中軽井沢編

 

沖野岩三郎歌碑

軽井沢町星野 ホテルブレストンコート内

浅間高原教会(現在の軽井沢高原教会)の初代牧師 沖野岩三郎。作家であり、神学者でもありました。軽井沢産の天然石に自らの筆で「物書きて倦みぬる時は 口笛に煩白の うたをまねて みる哉」と刻まれています。

 

中西悟堂詩碑

NAKANISHIGODO

野鳥の森入口にある詩碑は、自筆の詩「ここぞたかはら」の全文。
胸像は昭和61年に建立されました。

北原白秋詩碑

KITAHARAHAKUSHU

軽井沢滞在中に落葉松の林を散策し生まれた「落葉松」。昭和44年軽井沢町により建立されました。

 

碓氷峠編

 

水神の碑  相馬御風歌碑

群馬県安中市松井田

旧中山道の山道を少し下り右側の急な斜面をおりると、そこに広がるのは碓氷川水源地。
澄んだ水が静かに湧き、美しい流れは青々と茂る山葵田へ続いていきます。
聞こえてくるのは、木々のさざめきと清流のせせらぎだけ。手つかずの自然に抱かれる、特別な場所です。

相馬御風歌碑

昭和23年に建立。相馬御風は詩人・文学評論家・歌人。

水神の碑

軽井沢の製氷業、泉喜太郎が昭和23年に建立。「議会政治の父」「憲政の神様」とも呼ばれる咢堂 尾崎行雄の筆。

明治天皇峠御膳水

明治11年、北陸東海御巡幸の際、御膳水となりました。

 

日本武尊をしのぶ歌碑

YAMATOTAKERUNOMIKOTO

旧中山道と霧積温泉方面への道が分岐する、仁王門跡にあります。安政4年に建立されました。

近藤翁頌徳碑

KONDOUTOMOEMON

近藤友右衛門翁の頌徳碑。昭和41年軽井沢町により建立。
鈴木大拙の筆で「山深水寒」。