ホーム > 特集 > 軽井沢健康ライフ

軽井沢健康ライフ

軽井沢が避暑地として親しまれるようになってから130年以上が経ちました。

冷涼な高原はその気候風土ゆえに人が集まり、心身を癒すリゾート地へと発展してきました。
快適な生活を求めて、別荘地として、定住先として、観光地として、軽井沢が選ばれるのにはどのような理由があるのでしょうか。

 

軽井沢の特徴と言えば、なんといっても高原ゆえの冷涼な気候が挙げられます。標高は1000m前後で、町内の最高地点は浅間山の2568m。この標高の高さにより、年間平均気温は9度前後で、夏は30度を超える日があるものの、平均気温は20度前後と真夏でも比較的過ごしやすい気候です。

一方、冬は零下15度前後の厳しい寒さになることもあります。また、町のシンボル的存在である浅間山を始め、東から南にかけては1000m級の山々が連なり、これらの山間を碓氷峠などの峠が結んでいます。緑豊かな自然に囲まれた生活は、心身の健康を保つことに大いに関わっていると言えるでしょう。

 

保健休養地として世界的にも知られている軽井沢ですが、その美しい景観や住みやすい環境はどのように保たれているのでしょうか。

それは、1951(昭和26)年に公布された「軽井沢国際親善文化観光都市建設法」や1958(昭和33)年に制定された「軽井沢町の善良なる風俗維持に関する条例」などの独自の決め事によるものが大きいと言えます。

特に、1972(昭和47)年に制定された「軽井沢町の自然保護対策要綱」は、すぐれた自然を保持し、国際保健休養地としての規範となるものです。土地の分割、建ぺい率や容積率、建物の高さや色、看板などについても厳しい規制が設けられています。この規制により、無秩序な開発や景観破壊が未然に防止され、静かで心休まる軽井沢らしい景観が保たれているのです。

 

浅間山の恩恵は水資源にも表れています。湯川の源流である「白糸の滝」は浅間山の伏流水で、山に降った雨が6年かけて流れ出ると言われています。

幅70mに及び岩肌から白糸のように流れる清流は訪れる人を魅了します。ホテル鹿島ノ森の敷地内に湧き出る「御膳水」は、観光地としても有名な「雲場池」の水源で、明治天皇が軽井沢に滞在されたおり、炊飯やお茶用にと献上されました。

江戸時代から水質が良く湧水量も多いこの湧水は地元では「お水端(おみずばた)」と呼ばれ親しまれてきました。

水道水に関しては、全国的に約7割が河川やダムなどの表流水を水源としているのに対し、軽井沢では浅間水系の湧水や深層地下水を利用している地域があります。日本の水のほとんどが軟水とされるなか、浅間水系は硬度が150~200㎎/ℓと高く、ミネラル分が豊富な硬水であることが特徴です。また、別荘地の多くは私営水道により給水されています。

 

高原の風土が軽井沢のスポーツ文化を育てています。別荘に集う外国人から始まったテニスやゴルフは、避暑地軽井沢の夏の代表的なスポーツとして発展しました。

また、湿気が少なく寒さの厳しい冬の特色を生かして天然のスケートリンクが整備され、世界スピード・スケート選手権大会が開かれるまでになりました。アイスホッケー、カーリングなどのウィンタースポーツの発展により、「ウィンタースポーツのメッカ」として認知されています。

南軽井沢にある風越公園は町唯一の総合公園で、常住者、別荘者、観光客が四季を通じて様々なスポーツを楽しめる公園となっております。軽井沢は1964年東京オリンピック、1998年長野オリンピック、夏と冬2度の大会で競技会場に選ばれ、スポーツのまちとしても世界に認められる存在となりました。

 

碓氷峠による上昇気流の急激な気圧低下によって、年間100日以上霧に包まれる軽井沢。この霧の多い気候を活かして栽培した野菜が「霧下野菜」と名付けられ、2010年に商標登録されました。

気温が上がる夏場は朝から霧が発生し、その湿度のおかげで野菜の表面が乾燥することなく育つことにより、柔らかく甘くなります。

2016年に南軽井沢にオープンした発地市庭は、ブランド野菜「軽井沢霧下野菜®」の直売所となっており、キャベツやレタス、白菜などが販売されています。近隣の市町村にも多くの直売所があり、新鮮で美味しい野菜や果物が手軽に手に入ることは、軽井沢の魅力の一つでしょう。

 

 

材料(2人前)

オクラ…4本
ズッキーニ…1/2本
れんこん…100g
かぶ…1個
パプリカ(赤・黄)…1/4ずつ
ハーブソルト…適量
A みりん・白だし・水…45㎖・90㎖・90㎖


  1. 鍋に多めのお湯を沸騰させておく(野菜は火の通りにくいものから順次切って鍋に入れる)
  2. れんこんは薄切り、かぶは縦に6等分、ズッキーニは5㎜の輪切りを半分に、オクラはへたの硬いところをピーラーでむき、パプリカは2㎝角に切る
  3. かぶが透き通ったらザルにあげ冷水で冷やす
  4. ポリ袋にAと野菜、ハーブソルトを入れる
  5. 冷蔵庫で1時間ほど冷やす
    ★作り置きしておいてカレーやスープの具としてもOK!


 

レシピを教えてくださったのは…

brunch cafe LAPIN ラパン
長橋 幸也 氏 


 

※レシピに使用する食材等は別荘管理部にてご用意いたします(費用別途)

※詳細はラシックHPをご覧ください